「聞く力」は小学校受験だけでなく入学後の勉強でも「差」が出る
小学校受験の問題は、口頭で問題文を読み上げます。これは、小学校受験は、文字が読めないのを前提としているためです。
ひらがな、カタカナは入学してから教えますので、覚えていなくても大丈夫です
と説明がある学校もあります。(息子の学校はそうでした。)
でも、入学時にひらがな・カタカナを読めない子はいないと思っておいた方が良いでしょう。先取り学習で中学校で習う漢字も書ける子だっています。そんな子達と一緒に勉強していくのですから、最低限ひらがな・カタカナは読み書きできたほうがいいですね。
というのは余談です。
今回は、数の問題です。ペーパーの問題ではなく、個別検査です。
先生のお話を聞いて、その数だけおはじきを出しましょう
①ウサギさんが花を7本持っていました。クマさんに2本あげてサルくんから3本もらいました。
今、ウサギさんは全部で花を何本持っていますか。
②公園で子どもが4人遊んでいました。後から子どもが5人やってきました。その後3人帰りました。
今、公園には全部で何人の子どもが遊んでいますか。
解き方のポイント
スラスラと解くことができればいいのですが、もしできないのであれば、文章を切ってください。
ウサギさんが花を7本持っていました。クマさんに2本あげてサルくんから3本もらいました。
こんな感じです。そして、おはじきを用いて、数のやりとりをしてみてください。はじめのうちは、どこに注目したらいいかがわからなかったりしますが、慣れていくとわかってくると思います。
なぜ「聞く力」が大切か?
小学校に入学する前に、「聞く力」を付けておくと、小学校の授業でもしっかり聞くことができます。先生は、一番大切なことは黒板に書いてくれると思いますが、口頭だけで説明されることもあると思います。そんな時、「聞く力」があるないでは、大きな差が生まれますよね。是非、「聞く力」を養っていきましょう。
他にも数の問題があるのでチャレンジしてみてくださいね。