同じ数のものを選ぶ問題は小学校受験の問題では難しい
私の息子私立小学校に通っています。といっても、我が家は医者でもなけりゃ会社を経営しているわけじゃない。それでも私立小学校に通わせることができてるのは、授業料が安いから。中学受験の塾に通わせるのと大差はないくらい。そんなことは置いておいて、今回は年中の9月に受けた実力テストの数の問題を紹介します。
問題1
それぞれの段で同じ数のものを見つけて〇をつけましょう。(制限時間:100秒)
配点 2点×4(完答)
同じ数を選ぶタイプの数の問題は難しい
この問題の平均点は3.4点。息子の点数は、なんと2点!!2問目と4問目は、手付かず。1問目のみ正解でした。
今回の問題と 下の問題と比べてください。
問題2
左の積み木の数を数えて、同じ数のドングリのお部屋に〇をしましょう。
問題3
左の点と同じ数のもの右から見つけて点と点を結びましょう。(100秒)
配点・・・各2点×5
こちらは、年中の5月の問題の類題。同じ数を選ぶ問題です。
もう1問はこちら。
問題4
左と右の数はいくつ違いますか。違う数だけ右の四角に〇をかきましょう。(100秒)
配点 上2段2点×2 下2段3点×2 10点満点
問題4は、年中の7月の実力テストの問題の類題です。左と右ん数がどれだけ違うかという差を問う問題です。問題の意味を理解できれば、数問はできるでしょう。
4問の中で一番難しいのは問題1
4問の中で一番難しいのが、問題1でしょう。
問題2は、左の積み木の数を数えて、右から同じものを選びます。これは左の積み木という元になる数があるので、答えを見つけやすい。
問題3も、一見ややこしそうですが、数の少ないものから線結びしていくと割と簡単に解くことができます。
問題4は、差の問題ですが、数える数がそれほど多くないので、問題さえ理解できれば解けるでしょう。
そして、問題1は、それぞれの段で同じものを見つけなくてはいけませんね。
問題1の注意点は、問題をよく聞くこと!普段のお勉強で数の問題は嫌ってほどやってると思います。そういう子ほど、こんな間違いをしがち。
こんな風に左1つと右3つを分けてしまうんです。勝手に左のイラストを基本として、「左の絵と同じ数のものを右から選びましょう」と脳内変換してしまうんです。途中で気づいたらいいのですが、気づかなかったら全問不正解になっちゃいます。
3問目は、う~ん・・・パッと見てわかる子もいると思います。息子は無理だったので、地道に数えるタイプでした。
でも、問題1の解答用紙を見ても、数を数えた跡がありませんでした。1問目は見た目で選んだのでしょう。でも2問目以降はできませんでした。
いつもは1つずつ数えているのに、数えていないのですから解けないのは当然ですよね。いつもと違う問題に慌ててたのでしょうか。落ち着いて解くことができなかったようです。