【小学校受験対策】系列が苦手だと算数の数列も苦手になる?
息子は私立の小中高一貫校の現在は中学生。中学への内部進学率は約90%の学校です。一応、中学受験をする子たちと同じ試験を受けますが、合否は関係ありません。しかし、中学受験に必要となってくる特殊算なんかも授業で習います。
小学校4年生の時、息子が算数の数列の問題に苦戦していました。法則を見つけられないんです。その様子が小学校受験の時と重なってしまいました。
数列の問題
あるきまりに従って、下のように数を並べました。
3,9,15,21,27、33・・・・
これについて、次の問いに答えなさい。
(1)初めから数えて15番目の数はいくつですか
(2)135番目は何番目にありますか。
息子は、数列の問題が苦手でいつも頭を抱えています。
N番目の数=はじめの数+加える数×(Nー1)
という式をしっかり理解した上で覚えておけばいいものを中途半端に覚えているから何もできない。上のような問題なら6ずつ増えているという法則らわかるけど、求め方がわからない状態。
でも、法則さえもわからない問題に悩まされていることもあります。そんなとき、思い出すのが、小学校受験時代の系列の問題。
息子の数列嫌いは、ここから来ているのではないか?と思うくらい、苦労しました。
系列の問題の基礎
並んでいるお約束を考えて、続けて形を書きましょう。
上の問題は、小学校受験でも定番の系列の問題の基礎ですね。
形がどのように並んでいるかの法則を見つけることが大切になってきます。
まずは、具体物(積み木など)を用いて練習するのがよいですね。
度々、登場する図形キューブつみきですが、本当に様々な問題を解くのに使いました。
系列も問題の場合は、
赤・青・緑・黄・赤・青・緑・・・
と並べて、続けてお子さんに並べてもらうのがいいですね。
この時、ただ並べるだけでなく、「あか・あお・みどり・・・」と声に出しながら並べていくと、自然と並び方の法則がわかってきます。
具体物での練習ができたら、問題集などに取り掛かると、スムーズに進めることが出来ると思います。
もし、難しいようでしたら、無理に教えようとしないで、1ヶ月くらい後に同じ問題を解かしてみることをおすすめします。すんなりと解くことができたりする場合もあります。
系列の問題2
並んでいる動物のお約束を考えて、空いているお部屋の動物が何かを答えましょう。
息子はこういった問題が苦手でした。
一番最後を答えるのはできるけど、間を答えろと言われたら、一気に答えられなくなる時がありました。
どうしてもリズムが狂ってしまうのでしょうか・・・。
これも練習あるのみなんですよね。
ちなみに、一番初めが空欄の場合は、最後から見ていけばいいですよ。
これは簡単な問題ばかりですが、大人でも唸ってしまうような問題もたまにあります。