ゼロから始めた小学校受験合格への道

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前から〇番目、後ろから△番目の理解【小学校入学までに身につけておきたいこと】

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息子が 小学校受験のための教室に通っていた時、教室の先生に

小学校受験を難しく考えないでください。小学校受験は、小学校入学までに身につけておいて欲しい力がついているかを確認する場です。
5歳、6歳の子ができることばかりです

と言われました。

小学校受験とは何ぞや?

というところから入った私にとっては、とても心が軽くなる言葉でした。

まぁ、所詮、田舎の私立小学校だから、こんな甘い感じで良かったのかもしれませんが・・・。

 

 上下・前後関係の確認をしておきましょう

上下・前後というのは、日常的にも身近なものですね。

この位置関係の勉強は、図形感覚を育てる基礎となります。

そして、「前から〇番目」「後ろから△番目」という表現を使うことによって数の概念も育っていきます。

小学校受験では「前から〇番目」だけでなく「前から〇番目で後ろから△番目」というのがわかるようにしておきましょう。

これも、ペーパーの上だけでなく、人形や積み木などの具体物を使って、手を動かしながら進めていくと、身につくのも早くなります。

 順番の問題1

前から2番目の動物に赤の〇をつけましょう。

後ろから3番目の動物に青の△をつけましょう。

 

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 順番の問題2

6匹の犬がかけっこをしています。前から2番目の犬がジョンです。ジョンは、その後、3匹の犬に抜かれてしまいますが、そのあと1匹に追いぬきました。ジョンは今どこにいますか?赤で〇をしましょう。

 

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ややこしいですね。


問題文を見ながらでも間違ってしまいそうです。

 

これを問題文を聞き取って解くのですから、子どもの力はすごいですよね。

 

上下関係を理解するには、色積み木がいい

上下関係を理解する上で、私が使ったのは、下の色積み木です。

先生からのアドバイス

①見本(赤・青・黄・緑・オレンジの積み木を縦に並べる)と同じように積む

②見本を30秒ほど見て記憶し、見本を隠した後に積む

 

まず①は見本と同じように積むことができたら、

「上から2番目は何色ですか」

「緑色の積み木はどこにありますか。2種類の言い方で答えてください」

「黄色より上にはいくつの積み木がありますか」

などと聞かれた質問に答えることができるようにしておくといいですね。

 そして、小学校受験の問題には、記憶の問題も結構あります。

②のように30秒見て、見本通りに積み上げるというのは、記憶の練習にもなりますし、30秒間1つのことに集中する力もつきますよね。

30秒って短いようですが、1つのことに集中すると意外と長いんですよね。 

 

今回の記事に書いた上下関係を勉強するだけでなく、立体的に積み上げられた積み木を数える問題の時に大活躍しました。 小学校受験対策を始めてからこの積み木を買ったのですが、一番お世話になったんじゃないか?というくらい使いました。