時代に乗ることができていない算数の問題【小学5年算数】
息子が小学校5年生(2016年)の時に解いていた算数の問題。
5年生の問題ともなるとなかなか難しくなってくるのだが、この問題は、「ある意味」難しい。
問題
1600円のファイルを35%引きの値段で買いました。これについて次の問いに答えなさい。
(1)消費税を抜いた35%引きの値段はいくらになりますか?
(2)支払った代金(消費税込み)はいくらですか?
息子の疑問
このファイルって、税込1600円なのかな?
しかも消費税は何%で計算するんやろう
とりあえず(2)で税込の代金を聞かれてるから税別にしておくわ
と言いながら解いた問題。
息子の答え
(1)1600×0.65=1040 答え 1040円→正解
どうやら税別1600円だったらしい。
そして(2)の問題。
消費税は、8%で計算するの?
たいていこういった問題の場合「消費税は〇%にする」と但し書きがあるのだけど、どこにもないので「8%でいいんじゃない?」と答える。
但し書きもないのに、わざわざ2014年4月以前の5%で計算するのもおかしい。
(2)1040×1.08=1123.2
金額を出すのに小数点が出て来た時点で怪しい。
とりあえず 答え 1123円とし、答え合わせをするも、やはり不正解。
この問題集には、詳しい解説が載っていないので、答え 1092円から推測するに・・・
消費税は5%となる。
消費税8%の時代に、この問題は解けないだろ。
現在(2019年)は改定されているのだろうか・・・。もうすぐ消費税が10%になるがどうなっているのだろう。と余計な心配をしてみる。