飛行機と電車の類似点と相違点を説明できるかな?【小学校受験】
「小学校受験の勉強は、小学校に入学するためだけの勉強で入学してからは使わない」なんていう親御さんもいらっしゃいます。
でも、これは違うんですよね。
小学校受験の問題は、小学校入学までに身につけておきたい内容ばかりです。つまり、小学校受験をしないお子さんも、小学校受験の問題に解くのも良いと思います。
今回は、年長の5月に出題された類似点と相違点の問題を紹介します。
類似点・相違点の問題
2つの絵を見て同じところと違うところを言いましょう。
設問のねらい
身の周りにあるものを比較し、類似点と相違点を見つける力を見る。
子どもの発達段階(経験や知識)によって、着眼点が少しずつ変わってくる。また、説明する言葉の力が必要になってくる。
息子の返答
類似点:履くのが一緒
相違点:長いと短い
先生からのコメント:「どんな時に履く?」と聞くと「長靴は雨の日に履く、靴は晴れの日に履く」と答えました。
相違点:電車は線路を走っているけど、飛行機は空を飛ぶ
類似点:・・・・・
先生からのコメント:「お客さんを乗せて運ぶもの」と指導しました。
相違点:コップは持つところがないけど、カップは持つところがある
類似点:・・・・
先生からのコメント:【相違点】コップは冷たい飲み物を入れて、カップには熱い飲み物を入れる【類似点】「何をする時に使う?」と聞くと、「お茶飲んだり水飲んだりするときに使う」と答えました。→「飲み物を飲むときに使う」と指導しました。
まとめ
このような問題は、ペーパーではなく、口頭試問といった先生が前にいて答えるタイプの試験で出題されます。
解答はありますが、それ以外の解答でも間違っていなければ正解になります。
それぞれの物の名前は知っていても、使い方を知らない場合は、きちんと知っておく必要があります。また、知っていても言葉でしっかりと説明できるかどうかがポイントになってきます。