【小学校受験面接対策】幼稚園(保育園)では何をしますか?将来の夢は何ですか?
小学校受験っていうと、すごく特別なことをすると思われている方もいらっしゃるかもしれません。実は、そうではなくて、小学校に入学するまでに身につけておきたいないようばかりなんです。
今回は、小学校受験で行われることが多い面接の質問例を紹介します。これから紹介する質問が詳しく答えることができたら、小学校に入っても安心なのではないかなと思います。逆に、今できなくても、小学校入学までにこれくらいの内容を答えることができればいいのか・・・という1つの指針にしていただけたら良いと思います。
具体的質問例(年長7月)
①幼稚園(保育園)に行って、帰るまでに何をしますか
②幼稚園(保育園)のお昼ご飯は給食ですか、お弁当ですか
好きな(メニュー・おかず)は何ですか
嫌いなものが出てきたらどうしますか
③将来何になりたいですか
それはどうしてですか
そのためには何をすればよいと思いますか
返答内容
赤字は先生の質問やコメント 青字は息子の返答
①幼稚園(保育園)に行って、帰るまでに何をしますか→・・・・・・・(かなり長い間沈黙)遊びます 用意して、色紙で遊んで、歌を歌って、外へ行ってすべり台で遊んで、給食食べて、はみがきをして帰ります
すぐ帰るの?→時間あったら遊ぶ
何で?→お絵描き
一番好きな遊びは?→色紙
色紙で何かを折るの?→バッタ、セミ、クワガタ
②幼稚園(保育園)のお昼ご飯は給食ですか、お弁当ですか→火曜日はお弁当で、他は給食です
お弁当と給食どちらが好きですか?→お弁当
お弁当で好きなおかずは何ですか→ミートボール
給食で好きなメニューは何ですか?→カレー
嫌いなものが出てきたらどうしますか→頑張って食べます
何が嫌いですか?→赤と黄色のピーマンが嫌い 緑のは食べれる
③将来何になりたいですか→虫博士です
それはどうしてですか→年中の時に虫をたくさんつかまえたり観察するのが楽しいから
虫とりには誰と行くの?→お母さんと行く
どうしたら虫博士になれる?→勉強したらなれる
何の勉強?→わからん・・・虫の本を見る
設問のねらい
経験していることを自分の言葉で表現できる力を見る。
質問では園生活や将来について質問されています。子ども達にとって、家庭の質問やこれから先に起こることを予想して返答するのは難しいです。日ごろから、これらのことについて意識させておく必要があります。
これからの時期は、どのような言い回しで質問をされても返答できるように、様々な言葉に対応できることが必要になる。
この力は、家族や周囲の大人との関わりの中で経験し養われていくものです。日々の実践と経験を通して育んだ「口頭表現力」が面接での「力の差」となって表れる。
まとめ
入試3ヶ月前なのに、こんな返答で良いのか?という返答です。本当に焦りました。
今回(年長の7月)の評価は、4段階中下から2番目。
A:詳しい内容で速やかに返答でき、声も大きいです
B:言葉の使い方が適切ではありません(表現が稚拙・助詞・丁寧語)
C:促されると意味を理解したり、思い出して答えられます
D:意味を取り違え、質問と違う内容を答えます
常にA評価のお子さんもいるのに、我が子は・・・と思ってしまいました。
小学校受験の時に肝心なのは、他の子と比較しないこと。わかってはいるけど、どうしても比べてしまっていました。比べて焦って、お勉強をさせても、身につかないですよね。
子どもにはそれぞれのペースがあるので、その子に合わせた勉強法を見つけてあげるのも大切ですよね。