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小学校受験に受かる子と落ちる子の違い【行動観察の怖さ】

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お子さんの小学校受験合格を目指している方には、「何それ?知りたい」と言われそうなタイトルを付けてしまいましたが、ごくごく当たり前のことを書いています。でも、見落としがちなことかもしれないので、基本に戻る意味でも読んでみてください。

 

学校受験当日、試験官が見ているのは?

息子が小学校受験の教室に通っている時、
入試当日、試験管は何を見ていると思いますか?」
と聞かれました。答えはこうでした。
「子どもを見ているのです」
そりゃそうでしょ。
でも、これって案外深い言葉なんです。
小学校受験は、1日でペーパー、行動観察の試験が行われ、別日に親子面接が行われることが多いと思います。
子どもたちがペーパーの試験を受けても、採点されるのは、受験者が帰った後ですよね。つまり、みんなが必死で取り組むペーパーのお勉強は、入試当日には役には立たないということです。
それに、小学校受験におけるペーパー試験は、就職試験における一般教養と同じ位置づけであり、受験者は皆準備をしてきます。
ですから、そんなに差は出ないそうです。
ということは、やはり個別検査と行動観察での子どもの様子というのは、小学校受験にとって、重要となってくるのです。

 行動観察にはどのようなものがある?

・少人数グループで相談しながら絵を描く

・少人数のグループで積み木で遊ぶ

・少人数のグループで自由制作をする

・少人数のグループ協力してでゲームをする

など他にもパターンはあると思いますが、たいていの場合「少人数グループに分かれて、何かをする」と思います。
では、息子が通っていた教室での行動観察の練習の様子を紹介します。これは、受験の1年半前である年中の4月に行われた行動観察です。

 風船運びゲーム

①スタートの線に立ちましょう

②ラケットの上に風船を乗せてコースを一周しましょう

③スタートまで帰ってきたら、手を使わないでラケットに風船を乗せましょう

④最後の人まで続けましょう

 

【約束事】

①歩いて風船を運びましょう

②風船を落としたらその場からやり直しましょう

 これらのルールと約束事を口頭で説明されて、ゲームがスタートします。
先生は、子どもたちの様子を下の基準でチェックしていきます。

 

【学習態度】

●ルールの理解
ルールの理解ができています
促されたり、周りの様子を見て行動します
ルールの理解ができていません

 ●取り組む姿勢

楽しく積極的に取り組んでいます
消極的なところが見られます
参加しようとしません

 ●約束事

守れます(①②)

守れません(①②)

 息子の評価

´【学習態度】

●ルールの理解

☑ルールの理解ができています
促されたり、周りの様子を見て行動します
ルールの理解ができていません

 ●取り組む姿勢

☑楽しく積極的に取り組んでいます
消極的なところが見られます
参加しようとしません

 ●約束事

守れます(①②
守れません(①②)

どんな子が高得点を取って合格することができるのか?

この風船ゲームは、年中の4月に行われたので、それほどみんなで相談して何かをするといったことはないのですが、入試が近づくにつれて、みんなで相談する課題が増えてきます。
年中の4月は、まだ小学校受験対策をし始めたばかりのお子さんも多いと思いますので、できないからといって悲観することはありません。
とにかく、先生に言われたルールと約束事をしっかり守っていたら良いでしょう。
この風船ゲームだと、約束事は「歩いて風船を運びましょう」とありますので、いくら楽しくなっても、他のチームに勝ちたいからといって走ってはいけませんね。
息子がこの課題をやった時は、「風船は軽いから走ったら落ちるから走ったらダメだよ」と言えた子もいたようです。
こういった声掛けができる子は、ポイントが高いと考えられます。
そして、積極的に参加することは大切ですね。
「積極的に」というのが難しいですが、ゲームの場合は、応援なども入ると思います。
もちろん、他のチームをけなすのは論外ですよね。
自分のチームを応援しましょう。
そして、誰かがミスをしても、責めたりしないこと。
 集団生活をしていく中で大切なことですよね。
倍率の低い学校(倍率で言えば2倍弱くらい)であれば、走り回ったり、騒いだりといった問題を起こさなければ、合格できるかもしれませんね。(息子の小学校はそうでした。)でも、何十倍もの倍率の小学校であれば、無難にこなすだけではダメで、もっと周りの様子を見て判断したり意見を聞いたり言えたりしないといけないのでしょうね。

おすすめの本

こちらの本は、子どもにお手伝いをしてもらって、子どもが好きそうなメニューを作るのではなく、家族みんなが食べる料理をつくる中で子どもがお手伝いできるとはしてもらうというもの。
年齢別にお手伝いの内容が分かれており、無理せず年齢に合ったお手伝いをしていけば良いと思います。
小学校受験では、親子面接を実施する学校が多いと思います。
親子面接で質問されることが多いのが「お手伝い」について。
「お母さんと一緒にお料理をしています」と答えても許してもらえず、深く突っ込まれることもあります。

そんな時にも、慌てなくても良いように、お子さんと一緒にお料理をしてみませんか。

 

 うちは、こんな有名校を受験しないから関係ないかな・・・と思いながらも読んでみると、とても参考になりました。小学校受験のエピソードから願書の書き方まで丁寧に書かれています。
ただのお受験の本とは違い、育児書と言ってもよいと思います。
小学校受験をしない方にもオススメです。