小学校受験では、基本的に文字を「読めない」「書けない」が前提なので、図形を用いて子どもたちの力を見ます。
以前も取り上げた重ね図形ですが、今回は少し難しい問題を。
重ね図形はどうやって勉強するか?
小学校受験は、まずは具体物を用いて勉強しましょうと言われますが、重ね図形はどのように勉強していますか?
透明な下敷き、クリアファイル、OHPフィルムなどを使って勉強ができます。
我が家では、百均で売っている透明折り紙を使っていました。(カラフルだから、子どもも喜びます)
具体物を使っての勉強が終わったら、ペーパーでの勉強に移りましょう。
まずは簡単な図形から解いて、それから徐々に複雑な記号等が使われている問題を解くと良いと思います。
問題1
上の2枚の絵を重ねるとどうなりますか。
下から見つけて〇をつけましょう。
問題1解き方
左の線を右に写すと解けますね。
問題2
問題2解き方
少し複雑になりましたね。
これも右の図に丁寧に移していけば解けます。
しかし、息子は、下の図の青丸のところに三角ができるのが納得できなかったようで、泣き出してしまったそうです。 (年中5月)
いやいや、合ってますから。
子どもって、大人には理解できないところでこだわったりするので、一筋縄ではいかないんですよね。
そして、解き方はわかっていても、下の図の様に写し方がまずいと、答えにたどり着けないかもしれません。
これを解決するには、運筆の練習をすることが大切ですね。
ご家庭で、点を2つ描いて、まっすぐ線を引く練習をしても良いと思います。
ポイントは、途中で止まらずに、一気に描くこと。
繰り返し練習することが大切ですね。教材で言ったら、点描写ですね。