水の中におもりを入れるとどうなる?お受験は楽しみながら勉強すると身につく
小学校受験と言うと、「うちはお受験なんてしないから関係ないわ」と思われる方も多いと思います。
でも、小学校受験の問題って、国立・私立小学校側が「これくらいの知識は身につけておいてほしいな」と考え、出題されています。
つまり、就学までに身につけておいて欲しい知識なんですよね。
だから、小学校受験する・しないに関わらず、チャレンジさせてあげると良いと思います。
親御さんが意識するだけで、お子さんの知識も増えますし、様々な考え方ができるようになるので、小学校に入学してからの学習も楽になるのではないかと思っています。
問題1 同じ大きさの容器
水が多い方に〇をつけましょう。
「こんなの簡単じゃん!」
と思われるかもしれませんね。
同じ大きさの容器なので、水面の高さを見ればわかります。
これは、基礎中の基礎ですね。では、次の問題。
問題2 大きさの異なる容器
水が多い方に〇をつけましょう。
(図がおかしいですが、大目にみてください。)
さてどうでしょう。
小学校受験の問題を解いているお子さんなら簡単に解けると思います。
水面の高さは同じです。しかし容器の大きさが違います。
もしかすると、「同じ!!」と答えてしまうかもしれませんね。
水面の高さが同じ場合は、容器が大きい方が水の量が多いですね。
大人から見ると「こんな問題簡単じゃん!」「うちの子にもできる!」と思ってしまうかもしれませんが、子どもにとっては難しいのです。
なぜなら、まだまだ経験が浅いからです。
同じ大きさのコップにジュースを入れて、「こっちの方が多い!!」という光景は見ても、違う大きさのコップにジュースを入れて、「多い方を飲んでいいよ」なんて、あまりしませんよね。
大人は、これまでの日常生活の中で様々な経験を積んでいるため、こういった問題が出ても簡単に解けます。でも、経験が浅い子供たちには、やはり近くにいる大人が導いてあげることができるかが重要となってきます。
では、最後の問題
問題3 水の中におもりを入れたらどうなる?
左端のように重りを入れると、どうなりますか。
右から選んで〇をつけましょう。
問題3は、水の中に重りを入れ、水の高さを考える問題です。
水の中に、物を入れるとその体積分だけ水位が高くなるのは当然ですよね。逆に、水の中から物を取り出すと、その体積分だけ水位が低くなりますね。
わからなくなったときは、ご家庭にあるコップで実験してみましょう!!
子どもが自分で気づくことは大切です。そのために、近くにいる大人は、少しだけ手助けをしてあげたいですね。そうすることによって、推測する力・考える力が付いてくると思います。