お話の記憶が苦手なお子さんのための解き方の6つのポイントとは?【小学校受験】
お話の記憶は、小学校受験では定番の問題ですよね。
得意なお子さんは、いつでも満点と取れますが、苦手なお子さんにとっては悩みの種かもしれませんね。
うちの息子も、いつも数問間違うので、「どうしたものか・・・」と思っていました。
お話の記憶が苦手な子が得意になるために親ができる3つのことでも当時の塾の先生からのアドバイスを紹介しましたが、今回はお話の記憶を解くときのアドバイスを紹介させていただきます。
お話の記憶は、本来なら解答用紙を見ずにお話を聞きます。
しかし、お話の記憶が苦手な場合は、解答用紙を見ながらお話を聞いてみましょう。
(答えは書き込みません。あくまで見るだけ)
お話を読むスピード
お話の記憶の問題文は、最初はゆっくりと読んであげましょう。
CDの場合は、まずお父さんやお母さんが読んであげてください。
指さし確認
登場人物、物などを指さしをしながらお話を聞きます。
お話を聞くことができていなければ、指さしができないので、これで、きちんとお話を聞くことができているかがわかりますよね。
集中力もつきますよ。
きちんとお話を聞くことができていたり、慣れてきたら、指さしは必要ありません。
問題を解く
お話を聞いたあとに問題を解きます。
そして、ここで丸つけをせず、もう一度お話を読みます。
CDがある場合はテープを流す。
CDがない場合は、最初よりスピードを速めて読んであげます。
自分の答えを訂正する
この時に、自分が書いた答えを確かめ、間違っていたら訂正させます。
先に丸付けをしていないので、間違っていても✖をつけられることがないので、子どもは自信をなくしたり、萎縮したりしないでしょう。
褒めてあげる
2度目を読み終え、訂正も終わったら、全部正解になっていますよね。
そうしたら、間違いがあったとしても「よくできました」と褒めてあげましょう。
子どもは、お父さんやお母さんに褒められることで自信がつきますから、是非褒めてあげてください。
解答用紙を見ずにお話を聞く
お話の記憶の問題に慣れてきたら、解答用紙を見ずにお話だけを聞いて、後で解答します。
このような練習を続けていると、どのような質問が多いのかの傾向がわかってきます。
絵を見ないで話を聞くとき、重要な所で指を折るなどして、体を使うことも大切です。
息子が実践していたのは、登場人物が出てくるたびに指を折っていました。
これだと、頭の中で数えるだけでなく、手も動かしているので記憶に残りやすいです。