ボール投げするには、相手の投げやすい場所にって、当然のことだけど子どもには難しい【行動観察】
小学校受験の合否は、ペーパー試験、個別検査、行動観察、面接等の総合点で決まると言われていますが、他の受験者に意地悪をしたり、ケンカをしたり、試験中騒いでしまったりした場合は、減点されると考えられます。
しかも、致命的な減点ですね。
逆に、泣いてしまった子に声を掛けてあげたりして、その場面を面接官が見てくれていたら、良い印象になりますよね。(加点されるかは、学校によって違うと思います)
こんなふうに、行動観察って、一緒になるメンバーの影響によって大きく合否も変わってくるので、怖いのです。
息子の友人の学校では、ある一人の子が走り出してしまい、追いかけっこが始まってしまったそうです。もちろん、その追いかけっこに参加した受験者は、不合格だったそうです。
今回は、ボールを使った運動の行動観察を紹介します。
学習内容
●ボールを両手で投げたり、受けたりしましょう
①ボール投げ / 両手で下から相手の胸に向かって投げましょう
②ボール投げ / 両手を広げて受け止めましょう
③的あて / 2つのチームに分かれて的あてしましょう
約束事
①教室の中は走らないようにしましょう
②勝手にボールで遊ばないようにしましょう
学習態度
●ボール投げ
□指示通りにできます(両手・下投げ・受けやすい場所・投げる強さ)
□指示通りにできません(両手・下投げ・受けやすい場所・投げる強さ)
□取り組もうとしません
●ボール投げ
□ボールを怖がらず胸で受け取ることができます
□ボールを怖がり体や顔が逃げてしまい受け取ることができません
□取り組もうとしません
●取り組み方
□楽しく積極的に取り組んでいます
□消極的なところがあります
□参加しようとしません
●約束事
□守れます(① ②)
□守れません(① ②)
息子の評価(年中5月)
●ボール投げ
☑指示通りにできます(両手・下投げ・受けやすい場所・投げる強さ)
☑指示通りにできません(両手・下投げ・受けやすい場所・投げる強さ)
□取り組もうとしません
●ボール投げ
☑ボールを怖がらず胸で受け取ることができます
□ボールを怖がり体や顔が逃げてしまい受け取ることができません
□取り組もうとしません
●取り組み方
☑楽しく積極的に取り組んでいます
□消極的なところがあります
□参加しようとしません
●約束事
☑守れます(① ②)
□守れません(① ②)
●特記事項
「いくよ」と声を掛けて投げることができます
まとめ
ボールをお友達と向かい合って投げるときは、力加減が大切ですよね。
お友達が受け取りやすい場所、投げる強さを調整できるようになるには、普段からボール遊びをしておかないといけませんよね。
そして、後片付けのことは、書かれていませんが、きちんとしないといけませんよね。
自分が転がしたボールは、自分で拾ったり、ボールを扱うときは両手で扱うようにすることは、何気ないことですが大切ですね。
そして、息子が何気なく言った「いくよ」という声掛けも大切ですよね。
これは、おそらく私の口癖だと思います。
息子とボール遊びをするとき、「いくよ~」と言いながら投げていました。
行動観察は、子ども達にとって楽しい課題であることも多いと思います。
楽しく積極的に動くことができることは良いですが、ハメを外さないようにすることが大切ですよね。
そして、子どもにとってそれが一番難しいのですよね。
オススメの本