【小学校受験不合格?】行動観察で失敗するのは周りに流される子
息子が小学校受験をするにあたって通っていた教室では、行動観察や面接の練習をしました。
年中の4月の行動観察は、こんな感じ。
行動観察の内容について知りたい方は、順に読み進めてください。
実際にあった行動観察での失敗についてを知りたい方は、目次の最後の項目へお進みください。
年中4月の行動観察
●グーパー→平均台→身体表現を一連の動作としてスムーズに行いましょう。
①フープ・・・フープが置いてある通りにグーパーをしましょう
③身体表現・・・カードを1枚ひきます(青虫なら帳、おたまじゃくしならカエルの真似をしましょう)
約束事
①教室の中は走らないようにしましょう
②三角座りをしましょう
学習態度
●グーパー
□途中で止まらずにスムースに進むことができます
□途中でリズムを崩すことがあります
□グーパーの練習をしましょう
●平均台
□途中で止まらずにスムースに渡ることができます
□途中でバランスを崩すことがあります
□途中で落ちてしまったり、すり足で渡ろうとします
●身体表現
□積極的に表現できます
□消極的なところがあります
□身体表現ができるように頑張りましょう
●指示の理解
□指示を理解し真似ができます
□指示を理解していないようです
●約束事
守れます(① ②)
守れません(① ②)
息子の評価
●グーパー
☑途中で止まらずにスムースに進むことができます
□途中でリズムを崩すことがあります
□グーパーの練習をしましょう
●平均台
☑途中で止まらずにスムースに渡ることができます
□途中でバランスを崩すことがあります
□途中で落ちてしまったり、すり足で渡ろうとします
●身体表現
□積極的に表現できます
☑消極的なところがあります
□身体表現ができるように頑張りましょう
●指示の理解
☑指示を理解し真似ができます
□指示を理解していないようです
●約束事
守れます(① ②)
守れません(① ②)
まとめ
身体表現とありますが、これは好きなポーズを取っていいんです。恥ずかしがらずに、表現できるかがポイントですね。
あとは、約束事の三角座り。
行動観察の中でもゲーム性があると、楽しくなってきて、きちんと座ることができなくなってくるんですよね。楽しくなってきても羽目を外さずにルールや約束事を守ることは最低限できていなければいけません。
初めからルールをきちんと守ることができるお子さんもいるかもしれませんね。でも、元気いっぱいなお子さんは、なかなか約束事を守って座ることができず、悩むこともあるかもしれませんね。すぐにはできないこともあると思います。焦らず、「こういう時はこうするのよ」と伝えてあげると良いと思います。言葉で書くと簡単ですが、実際子どもは親の思い通りになんてなりませんよね。私も苦労しました。でも、小学校受験の本番には少しは落ち着いてくれました。
実際にあった行動観察失敗談
私の息子が受験した小学校での話ではありませんが、友達のお子さんが経験したお話を紹介させていただきます。
友達のお子さんが受験した小学校の行動観察は、8人1組で協力してスタートからゴールまで物を運ぶというものでした。試験会場の体育館には、8人1組のグループが3組いたそうです。
その行動観察の時に、ひときわ元気な女の子がいたそうです。その女の子が走り始めたら、1人、2人とつられて走り出してしまい、最終的には10人ほどが鬼ごっこをしているような状態になってしまったらしいです。
結果は、走り出した女の子はもちろん、つられて走り出した子も不合格だったそうです。(全員知っているお子さんだったそうです)
ちなみに、友達のお子さんは走らずに合格しました。
こういうケースは珍しいのかもしれませんが、当日、テンションが上がってしまい、走り出したり、騒いでしまうお子さんもいるかもしれません。普段は、つられないかもしれませんが、入試といった少し違った雰囲気の中では、何をしてしまうかはわかりません。
私の息子の小学校の行動観察では、走り回ったりするお子さんはいなかったようですが、もしいたら、おそらく息子はつられていたと思います。
これほど他人に左右される試験って小学校受験以外にあるのか?と思うくらい怖い試験です。