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小学校受験で出題されるお話の記憶にチャレンジ(問題文2000字超)

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小学校受験の問題の中に「お話の記憶」というものがあります。

物語を聞いて、記憶し、問題を解く。

得意なお子さんは、本当に得意で、「なんでそんなに覚えられるの?」ってくらい物語を記憶しています。

うちの息子は、どちらかというと苦手で、全問正解は狙っていなく、7割正解なら上出来かな・・・くらい。

 入試2ヶ月前の志望校模試では、こんな感じの問題が出題されました。

 

お話の記憶

らんちゃんは、公園で遊ぶのが大好きな女の子です。
でも、この頃は公園に行かずに、毎日自転車の練習をしています。
お友達のすみれちゃんと、自転車に乗ってどんぐりを拾いに行く約束をしたからです。今日も、家の前の道でお父さんに自転車の後ろを持ってもらって練習をしています。
らんちゃんは、「絶対に手を離さないでね」と言って自転車をこぎ始めました。
けれど、フラフラして怖くてすぐに足をついてしまいます。
お父さんが「ちゃんと持っていてあげるから、思いきってこいでごらん。早くこがないからたおれてしまうんだよ。」と教えてくれました。
それでお父さんの言うとおりにしてみました。初めは上手に乗れなかったけれど、しばらくすると、すいすい進めるようになりました。
風がひゅんひゅん通り過ぎて、まるで空を飛んでいるような気持がします。
らんちゃんが、「やったー!自転車に乗れた!」と後ろを振り返ると、お父さんがいません。それどころか、自転車が空を飛んでいることに気が付きました。
自転車には大きくて真っ白な鳥の羽が生えています。らんちゃんが下を見ると、お父さんが手を振っていました。らんちゃんが、「すごーい!空を飛んでる!」と言って自転車をこぐと、どんどん高くあがっていきます。家や電車がおもちゃのように小さく見えました。
らんちゃんは広い雲の上に着きました。自転車を降りると、まるでふかふかのお布団の上に立っているようです。
そこにはウサギさんが5羽いました。
大きな雲の塊に、小さな雲をベタベタと貼り付けています。あっという間に飛行機の形の雲ができました。それをウサギさんが大きなうちわで扇ぐと、飛行の雲は空の向こうにびゅーっと飛んでいきました、1羽のウサギさんが「次は何をつくろうか?」と聞くと別のウサギさんが「今度は大きなクジラにしよう」と言いました。次は、クジラの形の雲ができました。それをみていたらんちゃもやってみたくなりました。
「私もやっていい?」と聞くと、ウサギさんたちが「いいよ。何を作りたいんだい?」と言ってくれました。らんちゃんは少し考えて、「恐竜の形がいい。」と言いました。
らんちゃんとウサギさんたちは、せっせと雲を集めて強そうな恐竜を作りました。恐竜は、ゆっくりと飛んでいきました。らんちゃんは、「ありがとう。楽しかったわ。」とウサギたちにお礼を言って、自転車に乗りました。
少し行くと、今度は大きな池が見えてきました。
そして雲の切れ端から下を覗いているウサギさんが2羽いるのも見えました。
らんちゃんは「下の畑のコスモスさんたちが、のどが渇いたって言っているんだよ。」「だから『今から雨を降らせてあげるよ』ってお話ししてたんだ。」と口々に言いました。畑のコスモスさんたちが困った顔をして、葉っぱの手を振っているのが見えます。らんちゃんは「私もお手伝いするね。」と言いました。
らんちゃんとウサギさんたちは、じょうろに池の水を汲んで、雲の切れ端からまきました。
水は雨になってコスモス畑に降りました。コスモスさんたちがにっこり笑って、「ありがとう。」と葉っぱの手を振りました。
ウサギさんたちは、「手伝ってくれてありがとう。お礼におやつを一緒に食べよう。」と言いました。
ウサギさんが、棒を持て来て雲に刺してくるくる回すと、雲が棒に巻き付きました。そして、ピンクの粉を振りかけると、それは綿菓子になりました。
今度はフライパンの中に雲を入れて黄色い粉をふりかけると、ふわふわのホットケーキができました。
最後に、コップの中に雲を入れて緑色の粉をふりかけると、アイスクリームの入ったメロンソーダができました。らんちゃんは、「うわー、すごーい。魔法みたい!」と驚きました。
テーブルの上は、おいしそうなおやつでいっぱいになりました。らんちゃんとウサギさんたちは、お腹いっぱいおやつを食べました。
ふと気が付くと、青かった空がオレンジ色に変わっていましたらんちゃんは急に家が恋しくなって、「そろそろお家に帰らないと、お父さんもお母さんも心配するわ。」と言いました。すると、ウサギさんが、らんちゃんんの家の庭まで虹の橋を掛けてくれました。
ウサギさんたちは、「またいつでも遊びに来てね。」と言って見送ってくれました。らんちゃんは、ウサギさんたちにお別れを言って、自転車で虹の橋を降り始めました。
ところが、虹の橋はとても高くて、まるで遊園地のジェットコースターのように、すごい速さで降りていきます。自転車がガタガタ揺れて転んでしまいそうです。
らんちゃんは怖くなって目をつぶりました。「助けてー!」と叫ぶと、どこからかお父さんの声が聞こえてきました。
らんちゃんがそーっと目を開けると、お父さんが心配そうな顔をしています。
らんちゃんが不思議そうな顔で「あれ?わたし、虹の橋から落ちちゃったの?」と聞くと、お父さんは笑って、「怖い夢でも見たのかい?」と言いました。
そこは、らんちゃんの家でした。
らんちゃんは、「なーんだ、夢だったのか。落ちなくて良かった。」とホッとしました。
そして、「空を飛んだのも、おやつを食べたのも夢だったなんて少し残念だな。」と思いました。お父さんが「自転車の練習に行こうか。」と言ったので、らんちゃんは外へ出ました。
お父さんが、「見てごらん大きな雲だよ。」と空を指差しました。そこには、らんちゃんが夢の中で作った雲と同じ形の雲がぽっかりと浮かんでいて、らんちゃんを応援してくれているように見えました。
らんちゃんは、今日こそは自転車に乗れる気がしました。

 

読むだけで嫌になってきますね。

小学校受験をする子どもたちは、これを聞いて次の問題を解いていきます。

 

問題1  

らんちゃんは雲の上で何羽のウサギと出会いましたか。

その数だけ〇をしましょう。

 

問題2

このお話の季節と同じ季節のものに〇をつけましょう。

 

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問題3 

らんちゃんは、どこで何の練習をしていましたか?

 

問題4

ウサギさんたちが雲で形を作ったとき、2番目に作ったものとらんちゃんが作ったものは何でしたか?

 

問題5

らんちゃんが食べなかったおやつに〇をつけましょう。

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いかがでしょうか??

問題文は2000字を超えています。

全て暗記できるものではないですよね。(できる方もいるかもしれませんが)

 

どれだけ物語を頭の中でイメージできるかが、カギになってきます。

それができるようになるには、日頃からの読み聞かせが大切になってきます。

小学校入試では、常識問題として昔ばなしや童話の問題も出てきます。

ぜひ、お子さんに読み聞かせしてあげてくださいね。