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小さな掌に大きな夢を

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電話1本で会社を辞めようとする26歳の男ってどうよ?

今週のお題「印象に残っている新人」

 

新入社員が入社する時期ですね。

私は、とある医療系の国家資格を持っているので、学校卒業後は病院に就職しました。

70床ほどの病院で、同じ資格を持っている先輩は2人。

しかもどちらも退職するという、新人にとってはとんでもない事態。

先輩2人は3月15日付で退職することになっていたので、国家試験(3月初旬)が終わってすぐに引継ぎが始まった。

私の同期は、3月16日から仕事を始めたわけだが、私だけは、2週間ほど早く仕事を始めていた。

そして、さらに悲劇が・・・。

私と同じくして採用された方が、国家試験に合格できなさそうということで、採用を辞退した。

ということで、私の相方が決まるまでは、先輩2人がやっていた仕事を新人の私一人がこなすことになった。(3月末には、もう一人新人が採用され、無事に二人体制になった)

最初の頃は、本当にきつかった。

新人の私が何を言っても、看護師さんたちに「はぁ?何言ってんの?」くらいの態度を取られ・・・。

でも、少しずつ信頼を得ることができるようになってきて、就職して数ヶ月後には「〇〇さん(私)が言うことなら間違いないな。」と言ってもらえるようになっていました。

まぁ、私の新人時代の話はこれくらいにして。 

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 国立大卒のブランドに騙された?

私が妊娠したため、私の代わりの職員を雇うことになった。

ちょうど同じ時期に私の相方さんも辞めることになったので、二人採用された。

1人は、私の後輩(女性)。

成績はイマイチだが、性格が明るいので、どこででもやっていけそうな子。

もうひとりは、私より2歳上の男性。

カンニング竹山さんみたいな感じ。

そのカンニング竹山似のA君が問題児だった。

彼は、県内でもトップの私立高校出身で、地方ではあるが国立大出身。

おそらく、採用試験の時、幹部の方々は、この国立大卒に惹かれたのだろう。

 正直、見る目がなさすぎる。

どこからどう見たら、仕事ができそうな男に見えるのか?

そりゃ、頭は良いから筆記試験は取れたのだろう。

面接だって、無難に答えたのかも知れない。

でも、でも、でも、A君と会話をしていて「賢いな」と思ったことは1度もない。

だったら、なんで採用されたのか?

もっと他にもいたのでは?

もしかして、A君がましだったのか?

なぜ?なぜ?なぜ?

と考えると、たどり着くのが、「国立大卒」の肩書き。

やっぱりそうか。

そこらへんの専門学校卒より、国立大卒を採用するか・・・。

 

そんなことを考えても、採用されたのだから、育てるしかない。

私が産休に入る3ヶ月後までに2人を育てないといけない。

でも、まぁ、私が2週間で覚えたのだから、3ヶ月もあればどうにかなるだろう・・・と思った。

 

 辞めるから科長に言っておいて

その問題児の新人A君は、私の予想通り、仕事ができなかった。

教えてもメモを取っていないから、記憶できているのかと思いきや、全く覚えていない。

そして、何度も説明する。

ちなみに、もうひとりの新人B子ちゃんは、一生懸命覚えようと質問もしてくれたので、なんとか育ってくれた。

しかし、A君は・・・本当に何度説明しても覚えないから、かなり私も他の部署の職員もイライラしていた。

そんなこんなで迎えたGW明け。

B子ちゃんが朝から慌てていた。

「〇〇さん!(私)Aさんが辞めるって!!」

今なんと??

B子ちゃんを落ち着かせて話を聞くと、

朝、A君から電話があり、「もう辞めるから科長に言っておいて」と言っていたらしい。

はぁ???

意味がわからない。

いい大人(当時26歳)が、辞めるから上司に言っておいてと同期の女の子に電話するって・・・アホか!!

そんなアホな奴は、辞めてもらって結構と科長も言うかと思いきや・・・A君の自宅まって行って、戻るように説得した。

なぜ?なぜ?なぜそこまでする?

A君にそこまでする価値があるとは思えない。

結局、病院のトップが気に入っていたから(国立大卒だしね)、引き戻すしかなかったらしい。

そんなドタバタがあって、私は7月に産休に入った。(結局は、戻ることができない事情ができ退職しましたが)

そして、数ヵ月後A君は、「C病院の採用が決まったので辞めます」と残される人のことなんて考えずに突然辞めた。

その数年後、「他の病院の採用試験を受けたら通ったので辞めます」と言い、C病院も辞め、突然人数が減ったC病院の残された職員さんは大変な思いをしたそうな。

 この話で救われたことが1つある。

A君がC病院に移ると言った時も、病院のトップは引きとめようとしたのだが、院長先生が「A君をこの病院に置いていても、何も貢献してくれないから、辞めてもらっていいんじゃない?」と言ってくれたそうな。

あの病院で一番信頼していた先生だったら、ちゃんと見ていてくれたのが嬉しかった。

それと、仕事ができるのと高学歴はイコールではないことが、よくわかった。

そして、息子にはA君のようにはなって欲しくはないと思った。