ゼロから始めた小学校受験合格への道

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数を数えるのだって5歳の子どもには大変なこと2【小学校入学までに身につけておきたいこと】

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 小学校受験の問題って、特殊な勉強をしてそうですが、そうでもないんですよね。

うちの息子の学校は、田舎の学校なので、倍率も高くないですし、何年もかけて準備をしなくてはいけないわけではありません。

うちの息子の学校はの入試では、「就学までに身につけておいて欲しいこと」を出題されます。

 例えば、こんな問題。 

問題1

左のお部屋の絵と同じ数のものを左のお部屋から1つ選んで赤い◯を付けましょう。 

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小学校受験では定番の数の問題ですね。

初めのうちは、左から順に数えていけばいいと思います。

慣れてきたら、目星を付けて、「絶対に違うもの」は数えないようになってきます。

上から3番目の問題なら、左が6なので、左から2、3番目のお部屋の⚫︎は多いですよね。

だから、2、3番目のお部屋は数えずに右端のお部屋を数える。

まぁ、この問題は、左端を数えたら、答えが出るんですけどね。

 

問題2

上の葉っぱと下のドングリを見て、同じ数のお部屋どうしを線結びしましょう。

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 この問題は、数が少ないものから解いていくのがいいですね。

これまた目星をつけて、上段の左から2番目から始めるとしたら、下段を左から数えるのではなく、すっと下段の右端を選べるかどうかがポイントになってくるでしょう。

 

問題3

左のお部屋と同じ数のものを右のお部屋から選んで赤い◯を付けましょう。

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 これは、問題1と同じタイプの問題。

 では、こちらは?

問題4

並んでいる4つのお部屋の中で、同じ数のお部屋に赤い◯を付けましょう。

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これ、意外と難しいんです。

パッと目星を付けることができる子なら、簡単なんでしょうけど、それが出来ない子は、一つずつ数えないといけない。

慣れたら、どうってことない問題なのですが、慣れるというのは怖いんですよね。

小学校受験の問題は、自分で読んで答えるのではなく、読み上げられた文章を聞いて、答えます。

問題文は、2度は読んでくださると思いますが、聞き逃したらアウトですね。

そして、たくさん問題を解いてきた子どもたちですから、回答用紙を見たらどんな問題かが予想できる場合もあります。

これは、良いようで、悪いところもあります。

例えば、出題されたのは問題4なのに、問題3のタイプの問題と思い込んでいたら、いつまでたっても解けない問題が出てきます。

こんなときは「ない!ない!」と焦りますよね。

息子は、普段の勉強の時にこれをしてしまったので、模擬試験や本番では、しませんでした。

本番までに失敗することも大切なんですよね。

数の数え方の練習

うちの息子は、数を数えるのが遅くて、なかなか苦労しました。

できる子は、6つくらいの数なら、数えなくても見ただけでわかるんですよね。

1つずつ数えているのでは、その子達に勝つことなんてできない。(そもそも勝負もできない)

そこで、勝負くらいはできるように(?)と下の図のようなカードを使って、見て判断がつくように練習をしました。

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結果、6くらいの数なら見て判断ができるようになりました。

今思えば、ここまでの練習をしなくてもよかったのかな・・・という感じ。

多分、こんなに必死にならなくても合格できただろうな・・・。