数を数えるのだって5歳の子どもには大変なこと【小学校入学までに身につけておきたいこと】
今日は、数のお話です。
息子が小学校受験をした時につまずいたのが、「数」です。
スピードが遅い、数え忘れが多い。
こればっかりは、数を熟すしかないと言われました。
小学校で学ぶ四則演算の基礎は、就学前につけておくほうが、入学してからの学習が少し楽になると思います。
ポイントは3つです。
①何かを数える前に1~100まで数えることが出来るかをチェック(9→0に変わるところ【19→20、59→60】がスムーズに言えているかを見てあげてください。
②数える方法
・提示されたものを数える
・混ざっているものを整理し、それぞれについて数える
・たくさんのものの中から、支持されたものだけを数える
③数の練習をしているときは指を使わず、おはじきなどの具体物を使って手を使うようにする。
数の問題
ドングリと葉っぱは、それぞれいくつありますか。
その数だけ下のお部屋に〇を書いてください。
数える時のコツ
小学校受験の塾に通っているお子さんなら、数えやすいかつ正確に数えることが出来る方法を先生からアドバイスいただいていると思いますが、念のため。
息子が通っていた塾の場合は、下の図のように1つずつチェックをつけながら数えるように教えられました。
下の図は、悪い例です。
チェックはしているのですが、目に付いた物を数えていますよね。
これだと、見落としてしまうことがあります。
そして、チェックの線が短いものがありますよね。
これも1度チェックしたのに見落として再度数えてしまう恐れがあります。
こんな感じで、青い〇で囲ったドングリは見落としてしまって、緑色の〇で囲ったドングリは、2度数えてしまっています。
(結果的には、同じ数になっていますが・・・)
ですから、正確に数えることができるように、自分ルール(左上→左下→右に数えるなど)を決めて、いつも同じような方法で数えることが大切となってきます。
息子もお世話になった問題集です。
そして、小学校受験で一番大切なのは、具体物を使うこと。
ペーパーだけでなく手を動かしての勉強も忘れずに。